キリストの誕生を祝うクリスマスは、宗教が生活の隅々まで行き渡っていた当時、一年で一番大切な日でした。今日、クリスマス料理と言えば、七面鳥の丸焼き dinde rôtie や生牡蠣 huîtres(フランスでは牡蠣といえば生牡蠣です)、フォアグラ foie gras、ビュッシュ・ド・ノエル bûche de Noël など定番が広く行き渡っていますが、中世にはまだ「定番料理」といえるほど広がったものはなく、「クリスマスには普段食べられないような贅沢な料理をたくさん食べる」という習慣が一般的だったようです。
ただ、そうした贅沢な料理のなかで、地方によって比較的よく食べられたという料理が伝えられています。本CSフランス語講座では、こうした中世料理を集めてコースに編成し、各料理のレシピを聴講生の間で分担して訳しました。
訳してみると、現代では使われていない材料やスパイスも多く、どんな味がするのか想像がつかないものもあります。そのレシピに従って実際に作ってみると(レシピには、実際に作ってみたときのコツなども所どころコメントされています)、どれも「意外と簡単で、美味しい!」すでにわが家の定番料理になったものもあります。 読者の皆さんも是非トライしてみてください。
訳してみると、現代では使われていない材料やスパイスも多く、どんな味がするのか想像がつかないものもあります。そのレシピに従って実際に作ってみると(レシピには、実際に作ってみたときのコツなども所どころコメントされています)、どれも「意外と簡単で、美味しい!」すでにわが家の定番料理になったものもあります。 読者の皆さんも是非トライしてみてください。