ヒヨコ豆の粉を使ったもうひとつのフランス料理は、地中海に面したフランス第2の都市マルセイユ Marseille の名物料理 panisses(パニッス。複数の小片に切り分けた形で出されるので、常に複数形)。
Panissesの作り方も、お店や家庭ごとにいろいろあるようです。ここでは普段とはちょっと趣向を変えて、アペリティフ(食前酒)のおつまみ風にディップに浸けて食べるpanissesをご紹介しましょう。ディップソースのレシピは、アラン・デュカス Alain Ducasse さんというシェフの作です。
材料
パニッス
- ひよこ豆の粉: 125g
- バター: 15g
- オリーブ油: 少々
- 水: 500cc
- ヤギのチーズとヤギの乳(牛乳でも可): ひと塊
- バジル: 1枝分
- コリアンダー: 1枝分
- ニンニク(みじん切り): 2かけ
- オリーブ油: 少々
- カボチャの種: ひとにぎり(おいしいので多目に)
作り方
パニス
- 水半量(250cc)、オリーブ油、バターを加熱する: (a)
- 残りの水とひよこ豆の粉を混ぜ合わせる: (b)
- (a)(b)を混ぜ合わせ、約20分加熱する。
- できた生地を型に入れ、数時間冷やしておく。
- 数時間後に生地がしっかり固まったら、まな板の上にひっくり返して型から出し、拍子木型に切り分ける。
- フライパンに油を敷き、熱くなったらキッチンペーパーで水気を取ったパニスを入れ、どの面にも焼き色をつける。
ソース
- フライパンでカボチャの種を空煎りする。焦げないように気をつけながら、キツネ色になるまでよく煎る。煎り終わったら塩を振る。
- ディップソースの材料をすべてまぜ合わせ、かぼちゃの種を加える。
アツアツでいただきます。
日本語版作成:原 愛
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