Pages

2013/09/05

レシピから広がるフランスの食と農:ヒヨコ豆の粉でつくるマルセイユ名物 Panisses(パニッス)

ヒヨコ豆の粉を使ったもうひとつのフランス料理は、地中海に面したフランス第2の都市マルセイユ Marseille の名物料理 panisses(パニッス。複数の小片に切り分けた形で出されるので、常に複数形)。

Panissesの作り方も、お店や家庭ごとにいろいろあるようです。ここでは普段とはちょっと趣向を変えて、アペリティフ(食前酒)のおつまみ風にディップに浸けて食べるpanissesをご紹介しましょう。ディップソースのレシピは、アラン・デュカス Alain Ducasse さんというシェフの作です。

材料

パニッス
  • ひよこ豆の粉: 125g
  • バター: 15g
  • オリーブ油: 少々
  • 水: 500cc

ディップソース
  1. ヤギのチーズとヤギの乳(牛乳でも可): ひと塊
  2. バジル: 1枝分
  3. コリアンダー: 1枝分
  4. ニンニク(みじん切り): 2かけ
  5. オリーブ油: 少々
  6. カボチャの種: ひとにぎり(おいしいので多目に)

作り方

パニス
  1. 水半量(250cc)、オリーブ油、バターを加熱する: (a)
  2. 残りの水とひよこ豆の粉を混ぜ合わせる: (b)
  3. (a)(b)を混ぜ合わせ、約20分加熱する。
  4. できた生地を型に入れ、数時間冷やしておく。
  5. 数時間後に生地がしっかり固まったら、まな板の上にひっくり返して型から出し、拍子木型に切り分ける。
  6. フライパンに油を敷き、熱くなったらキッチンペーパーで水気を取ったパニスを入れ、どの面にも焼き色をつける。
ソース
  1. フライパンでカボチャの種を空煎りする。焦げないように気をつけながら、キツネ色になるまでよく煎る。煎り終わったら塩を振る。
  2. ディップソースの材料をすべてまぜ合わせ、かぼちゃの種を加える。

アツアツでいただきます。

日本語版作成:原 愛

0 件のコメント:

コメントを投稿